活動報告

メタゲノム解析講習会開催

Stop the CO2プロジェクトの共通テーマとして、5月12日から14日にわたって、大分高専の小西忠司教授に来ていただいて、メタゲノム解析の講習会を開催いたしました。3日間9:00から20:00というハードスケジュールにもかかわらず、約15名が熱心に受講しました。小西先生は、11日の夕方に来られ講習の準備、そして翌日からの講習とお疲れになったことと思います。受講された学生諸君はこの技術をStop the CO2プロジェクトで役立てていただきたいと思います。この解析について、ご関心のある方はM科鳴海までご連絡ください。

なお、メタゲノム解析ですが、現在までに世界中で5000以上の微生物が培養されてきていますが、それは全微生物種の1%にも満たないと考えられています。残りの99%は培養することが非常に難しい難培養微生物、いわゆるVBNCViable But Non- Culturable) 細菌だといわれています。メタゲノム解析は、これらの難培養微生物について、 培養しないで環境サンプルから直接DNAを抽出しこれを解析する手法で、近年非常に注目されている手法です。メタゲノム解析のメリットは、培養を省略することにより、画期的有用物質の遺伝子の取得とともに微生物のいる環境を総合的に理解できる点にあります

 

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